セルフ・リライアント・ダイバー

セルフ・リライアント・ダイバー

セルフリライアント・ダイバーコースの目的は、ダイバーの安全に貢献するバディシステムの役割を認識し、受け入れると同時に、潜水時の自己信頼心と独立性を識別し、開発することです。経験豊富なダイバーがセルフリライアント・ダイバーコースを受講する理由には、次の2つがあります。

  1. 好ましいか必要に応じてパートナーなしでの潜水を計画し、実施するスキルを開発するため。
  2. ダイビングの自己信頼心を高め、ダイブペアやチームの中でより強力なパートナーになるため。

講習に必要な自分のダイビング器材

  • BCDとレギュレーター
  • フラッシュライト
  • DSMB (スプール/30m推奨、 SMBもしくはリフトバッグ)
  • 予備のマスク
  • ダイブコンピューター
  • コンパス(リストタイプ推奨)
  • ナイフ(イージーカッター推奨)
  • スレートとペン
コース参加の前提条件
  • PADI AOW資格以上、もしくは相応の資格
  • 100本以上の潜水記録
  • 18歳以上

TEAL ORANGE DIVEからの推奨事項

  • 自分の器材を保有
  • ウィングタイプのBCDの使用
  • フロッグキックで360度の回転、バックワーズキックができる
コースの達成目標
ダイブ1 (本目) の実践内容
1水面で適正の浮力確認
2器材を装備した状態で200メートル/ヤードの水泳を止まらずに無理なく行う
3中性浮力で1分間停止する
4予備のタンクへスイッチし、そのレギュレーターから少なくとも2分間呼吸する
5水面を5分間泳ぎ、水面空気消費率(SAC)を計算し、水中分時空気消費率(RMV)に応用する
6DSMBたはリフトバックを水中から展開する
ダイブ2 (本目) の実践内容
110分間隔で水深と残圧をスレートに記入し、時間、深度に対してのガス消費量を認識をする。
2水中でマスクを外した状態で2分間、少なくとも18メートルを泳ぐ
3泳いでいる最中に残圧0の緊急事態を想定し、予備のガスに切り替え、少なくとも2分間の呼吸を継続します。
4あらかじめ決められた場所まで一定の水深を保ち、コンパスを使った直線のナビゲーションを行い、スタート地点から6メートル以内に戻る。
5あらかじめ決められた場所まで一定の水深を保ち、自然の参照物を参考にコンパスは使わず、スタート地点から15メートル/50フィート以内に戻る。
6一定の水深で約5分間泳ぎ、水中分時空気消費率(RMV)を割り出す
7DSMBたはリフトバックを水中から展開する
ダイブ3 (本目) の実践内容
120barの消費間隔でスレートに深度と時間を記入することにより関連性を認識する
2潜水計画で設定した中間残圧または中間潜水時間のどちらかの設定値に達した場合、ダイビングの途中でエキジットに向かうことで計画に基づいたダイビングを行う
3インストラクターの補助なしで計画されたコースをガイドする
4泳いでいる最中に残圧0の緊急事態を想定し、30秒以内予備のガスに切り替え、リフトバッグまたはDSMBを展開し、3分間の安全停止のために5metre /15 feetで停止して水面まで浮上する
5設定された時間内且つ、設定した残圧を下回らないようにダイビングを終了する

セルフ・リライアント・ダイバー・コースの予定表

1日目午前7:00 – 午後5:00学科講習と2ダイブ
2日目午前7:00 – 午後5:001ダイブ
3日目追加講習(必要な場合のみ)1~2ダイブ
セルフ・リライアント・ダイバー・コースの予定表